日記24「神よ、僕はなにを言えばいい?」「36歳、もう性格に変化のない年齢の意味を知る」他話題6個

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日記24「神よ、僕はなにを言えばいい?」「36歳、もう性格に変化のない年齢の意味を知る」他話題6個

更新休止・・・7月28日(水)

24時間勤務のためブログお休みです

NO82・・・・7月29日(木)

話題1「仕事中に本を読むことは仕事をサボっていることにはならないと思う」

上司の発言の揚げ足を取るようで悪いけど、仕事をサボる・・・ということに、ひとつ僕の意見がある。

僕はついに職場での読書が禁止になってしまった。隊長と2人きりの会話になり、こんなことを話した。

上司「なぜ職場に本を持ってくるんだ?」

僕「納品受付所なら誰にも見られてないから良いと思って」

上司「じゃあ人目につかない場所ならサボってもいいのか?たとえば巡回なら誰も見てないから手を抜きたい放題だぞ」

僕「そうですね、それはダメですね

上司「そもそも、ニンテンドースイッチを持ってくるのも、本を持って来るのもそんなに変わらない。
仕事中にそれを持ち込むのは、サボりますと言っているようなものだ」

こういう話し合いがあった。本当はこれの5倍くらい会話をしているけど、ブログ用に短くまとめた。

他の人が本を持ってきていないのに自分だけ本を持ってきているのはダメだと後で反省している。
でも、実際のところ本を読んでいることが仕事をサボることにはならない。

なぜなら、本を読んでいても業務を全うできるからである。
とても極端な話を言えば、本を読むのがサボりならば、トイレに行くのもサボりになるのである。
時計を見るのもサボり。歩き回るのもサボり。

トイレなんて本を読むよりサボり感が強い。だってトイレに行ってる間、受付の場所から離れることになるからである。
なんて言ったところで、世間体のことを言われると確かに「サボっているように見える」のだから、世間の風は冷たい。
テレワークならば、仕事しながら音楽を聴いていても、誰も文句は言わないだろうに。

話題2「36歳、もう性格に変化の無い年齢の意味を知る

研究者いわく、「ヒトの性格は、思春期の前半に大きな変化を見せるが、30~35才を過ぎたころから変わらなくなっていく。まったく変化がないわけではないが、一生のスパンから見れば、非常に微々たるものだ。基本的にヒトの性格は不変で一貫している。35才や40才のときの性格は、90才になっても同じはずだ」とのこと。↓から引用

実は「性格が変えられないことと、僕らの行動の自由は関係ない」という話が↑のブログの記事の続きにあります。
つまり性格は変えられないが、行動を変えればいくらでも人生の方向は変えていける。というのです。

ただ、僕はここ最近、36歳で性格が変わらないことを自覚しつつある。
だからこそ「対人恐怖症」だとか、その辺の自己分析とそろそろ一生付き合う覚悟をしようとしている。

変化のないことを自覚したのは、対人恐怖症だけではない。
他人の意見を鵜呑みにできなくなったのである。「疑っている」わけではなくて、
一回「わかりました」と話を聞いて理解してから「本当に正しいのかどうか」を自分の心の天秤にかけるようになった。

それが、自分の辞書にない言葉だったら、忘れるに任せて忘れる癖を持ちつつある。これは、今までの経験から、その忠告をマトモに聞いても、うまくいった試しがないということがわかるからである。

マトモに聞いて精神を病んで、うつ病、みたいになる人物だと自分のことを知っているからだ。

おそらく誰もが、35歳くらいになると、変わらない部分が出てくるんじゃないだろうか。でもそれを聞いた若い人が「ネガティブ」に考えるのは間違っている。歳をとることがあたかも悪いように感じるのは違う。
これは本当の意味で、自分を知るチャンスだと思うこともできる。

そして、変わることに努力が必要になる年代だけど、だからこそ、頑張ろうって思える時もある。

話題3「業務の手順変更の提案」

僕はこの前の24勤務で知ってしまったことがある。
それはエスカレーターではなく非常エレベーターを使った閉店作業のほうが、仕事が捗るということだ。
エスカレーターは階段の上り下りに近いものがあり疲労感がある。それに比べエレベーターはとても楽である。しかも、エレベーターを使ってもエスカレーターで移動するのも、時間的に差はない。
でも誰もエレベーターを使わない。

そこで、班長のFに相談した、「エレベーターを使ったやり方に変えたい」と。
僕が提案した作業手順は地下1階と1階と2階の順番で閉店作業をするのを、
地下1階からエレベーターで2階に飛んで、2階からエスカレーターで降りて1階に行くという作業手順だった。
僕が提案したんだが、班長Fは「なんですか?早く寝たいからですか?」と聞いてきた。
僕は早く寝たいというのも確かに理由のひとつにあった。というか他にもたくさん理由がある。

深夜にエスカレーターを利用したら汗をかく。
深夜にエスカレーターを利用したら疲れる、交感神経が刺激され眠れなくなる。とか、一番はとにかく早さというよりは、楽して仕事をしたいというのが優先だったと思う。

でも、早く寝たいという理由もあるから、「そうですね」とは言った。すぐ「その理由ならやめておいたほうが良い」と班長Fは言った。
それと「勤務内容を変えるというのはビルマネージャーに報告しなきゃいけないので、やめておいたほうがいい。」という感じのことを言った。
いろいろ話したあと「明日、隊長が来るので、隊長に聞いてもらえますか?」と言われたので・・・

僕が直接隊長に明日、この件の打ち合わせをすることになった。

ー翌日ー

翌日に隊長と面談して話をするときには、班長Fとのやりとりは全部隊長の耳に届いていて、隊長Yは最初から僕に激怒した。
僕は隊長Yが話を知らないものと思っていたので、面食らった。

僕は紙に書いて説明しようとしていた、隊長はその紙に書かれた「エスカレーターは転倒するリスクがある」という理由を見てすぐ「なんだ、班長Fには早く寝たいからと言ったくせに、あとから変な理由つけてくんな」と言われた。そんな感じだから、話しは初めから論点が違っていた。

僕が班長Fと内緒で作業手順を変えようとしていた。とか、自分だけ楽しようとしている。とか、そんな感じに伝わっていたものだから悪者扱いになっていた。

班長Fも、この件を隊長に告げ口するんだったら、「僕のほうから報告入れときます」って僕にあらかじめ言っておけばよかったのに、僕にはなにも言ってくれなかった。

そんなだから、悲惨な結果になった。
事態を僕は収めたが、相当ビビった。

結局は、仕事手順を変えていいかどうかはみんなの許可が必要になった。なぜなら、全員が仕事の手順を変えないと新人教育で「隊員が違えばやり方が違う」ということになると、いろいろ問題があるからだ。

そういう話しの結末になるまでずいぶん時間がかかった。

その後・・・

僕は言った「警備業って思ったことは報告するようにって、そういう仕事って教わりましたけど?」

班長F「そうですねぇ、言ってくれたほうが良いですね」

僕「だったら、あんなふうに怒られたら僕は職場でなにも報告しづらくないですか?」

班長F「いや、理由さえちゃんとしてたら大丈夫」

と最後に言葉を交わしたが、胸はムカついていた。

前の職場では、仕事が早い人はヒーローだった。というか普通、同じ仕事を早く終わらせる人の方が世の中では優秀だ。
仮に僕が、早く寝たいから業務を早く終わらせようとしたなら、健全な理由だし、業務を早く終わらせること自体、そもそも評価に値するだろう。というわけで・・・今日の日記はこれにて終了します。

更新休止・・・・7月30日(金)

24時間勤務のためブログ更新お休みです

NO83・・・・7月31日(土)

話題4「職場に行きたくない病」

職場に行きたくありません。という思いが強くなった。
前の24時間勤務で隊長に怒られたことを引きずっている、というのとはちょっと違う。
もし僕が隊長に言われたことを引きずっていたとしても問題はそこじゃない。

問題は前回、班長Fが隊長に僕のことを報告して、僕が「悪者扱い」されたことである。
噂が人づてに広まって、僕を悪い人間だという認識に職場全体が染まってしまったら、もう職場にはいられない。

だから僕は行きたくないと思った。こんなにはっきり職場に行きたくないと認識している状態がめずらしい。

でも僕は、職場に行った。

実は、YouTubeでこんな動画を目にしたからかもしれない。↓

「鈍感になる練習」という本の要約動画なのだが。
この動画を見て、確かなことがひとつある。

「そこまで他人はあなたのことを見ていないし、そこまで興味がない」ということである。

職場の人たちは、本当の意味で、僕に興味がないのだ。
現実は甘くない。だが、真実が僕には見えていた。

「僕が職場に行きたくないと思っていることは多分、みんなにばれていて、
逆に今日、僕が職場に来ないことを、みんなが恐れているのではないか?」

それをみんなが予想していると思う。
「悪者扱い」をしたところで、結局、僕が最後に退職して終わる、ただそれだけだ。
僕の職場の人は多分今日、僕になにも言ってこない

前回みたいなことがあったからなおさら、これ以上なにかあれば僕が退職するだけだというのは誰もがわかっていることだ。

だとすれば僕の頭の中で、今日職場に行くのは危険じゃないということはわかっているのに、怖がっているふりをして休むのは、復讐する行為となにも変わらない気がした。

行きたくないのは事実なのに、なぜそう思うのか、不思議である。

話題2「神よ、僕は何を言えばいい?」

今日職場で仕事をしたって、なにもないことはわかっていた。
そして予想通り、なにもあるはずはなかった。

だが偶然にも、会社の部長Mさんが現場に視察に来ていた。
そして隊長もスーツを着て、M部長と一緒に現場を視察していた。

僕の一件があったからM部長が来たのではない。

そして当然のことながら、M部長にも僕に関するなにかしらの報告がいっているだろう・・・
それは僕には一切わからない。

「職場で本を読んだ僕」の情報を知っているかもしれない。

「業務をサボろうとしている、手を抜こうとしている」と報告されたかもしれない。

もちろん僕は全ての業務をちゃんとこなしているが、実際のところ、他人に疑われたら証明する手段はない。

「対人恐怖症」だということを知られているかもしれない。そのことについて、詳しく本社で話があると言われるかもしれない。

ボイスレコーダーを持ってきていることを言われるかもしれない。

もし今、M部長と僕が面談したらいったい何を言われるのか??

さっぱりわからない。誰がなにを知っていて、そしてどんな噂が広がっていて、みんなが僕のことをどう思っているのかさっぱりわからない。

そんな中、予想通りM部長は僕に話しかけてきた「お前、大丈夫なのか??」
なにが大丈夫なのかさっぱりわからない。僕は誰がなにを考えているのか、全くわからない。

とにかく状況説明する機会が今、与えられていた。僕は今、発言することを許された。

何を言っていいかわからない

僕「M部長、僕は仕事はちゃんとしています。ただ・・・人と向き合う時、緊張したりとか怖いとかで、なんか変なことを言ってしまって、誤解を招き、その誤解によって人を怒らせてしまったりするので、仕事の面では問題ありませんが、コミュニケーションの面で不具合があります。だから、、」

とここで僕の話は終わった。

M部長は「あんまり気を張って仕事をするな、肩の力を抜いて仕事をしろよ」って言って、スーツを着た隊長と一緒にこの職場を去って行った。

スーツを着た隊長は、僕のその話しを黙って聞いていた。

それから、それ以上、なんの話し合いもしなかった。

話題5「口から出まかせを言ってしまう悩み」

M部長と隊長は職場から去って行った。

その後にあった、班長Fとの勤務中の話で、ある重大な自分の部分について気づいてしまった。

それは班長Fは「光彦さん、その作業、以前にやったことなかった??」と聞かれたときの僕(光彦)の反応のことだ。

この質問を前にして、僕はなんて言っていいかわからなかったのである。

だから、このとき、「初めてやる作業です」と僕は反射的に言ってしまったが班長Fは「いや、やったことあるはずでしょ?」と言って、
「まぁいいや、この作業はこうです・・・」と説明した。

この場合「その作業、以前やったことなかった?」に対して返す言葉として正解は、

「僕はその作業を過去にやったことすら覚えてないのでもう一回教えてください」が正解である。
または「過去にやりましたけど、もう一回教えてもらえませんか?」と言うか、が正解だ。

これが、出てこなかったのである。別に出てこないならこないでもいい。問題は「初めてやる作業です」と反射的に言ってしまった、ということである。

僕は、この自分の言動に、完全に人生損してるって思った。だって嘘をつくつもりがないのに、口から出まかせに「嘘」をついてしまっているのだから

これでは僕は社会不適合者だ。これではみんなから誤解されるはずだ。
自分の知らないうちに、自分を、他人から見て悪い評価に導いてるのだから。

ならば、僕はこれから、人に「口から出まかせを言ってしまう危険があるので、僕はなにも言えません」と人に説明する必要があるのかもしれない。

話題6「帰路」

「職場に行きたくない病」からはじまり、自分の弱みに気づいて僕は帰っていく。
食事が良いのか、なにが良いのかわからないけど、肉体の調子が良い。
職場に行ったのだから、行きたくない病はある程度治まっている。
天気様は今日も元気に、都会を照らしている。
ネットでは雨の予報とか言っちゃって、全く降る気配はない。

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