【話し方の極意9】「10秒」で納得させる最強の方法【権威の力】

2021年1月21日

【話し方の極意9】「10秒」で納得させる最強の方法【権威の力】

「どうもマコなりです。
今回は話し方の極意シリーズ~心を動かす編~権威の力について話します。
ここでいう権威とは一体何なのかと言うと簡単に言えば
実績、実力、経緯の強さ。
などその人の凄さがパッとわかる情報を相手に伝えることです
でも権威の力と聞いた時、皆さんこう思いませんでした?
「いやいや私にそんな権威とかないし」

わかります

今回はまさに、そう思う人のために動画を作りました
むしろ今まだ特別な権威がない人ほど
権威の力を借りて使いこなすべきなんです。
権威の力をうまく使いこなせばこれから出会う人と話す相手に全く違う印象を与えることができます。
今回は次の見出しで話します。

 

  1. 権威の力が最強の理由
  2. 嫌味のない権威の伝え方
  3. 権威のわらしべ長者
  4. いますぐ手に入れられる最強の権威

今回も明日から使える話になっていますでは早速行きましょう」

権威の力が最強の理由。

人を動かす上で権威の力は最強です。
なぜ権威が最強なのか?、これ一言で言うと「無条件に相手に自分の話しを信じさせることが出来る」からです。
しかもこれはわかっていてもこの力に抗うことはできません。

その理由を理解するためには2つの心理学を学ぶ必要があります
心理学はすごく汎用性の高い役立つ知識なのでぜひ覚えてください

ハロー効果について

まず一つ目がハロー効果。
ある人の一つのことが優れているとその他すべてのことが優れているように感じる心理効果です。
知っている人も多いと思います。

例えば

ものすごく顔立ちが良くて体がガッシリして良いスーツを着ている男性がきて

話をしていたら、
それだけでこの人仕事ができそうだと思っちゃいますよね?。

東大生と聞くだけで本当はその人に苦手なことがたくさんあっても「なんでもできるんじゃないか?」って思っちゃいますよね?

なので人と何か話をするときに、一つでも自分の実力、実績
なにかしらの権威があることを伝えることができればその実績とは関係ない話をしていたとしても「きっとこの人が言うことは間違いない」と相手が思う確率が非常に高いです。

利用可能ヒューリスティックについて

次に覚えてほしいのは利用可能ヒューリスティックです。
これも簡単にいうと人は何か判断をする時に

思いつきやすいこと

想像しやすいこと

を優先してしまうという心理法則です。

慣れてない人が飛行機に乗ると落ちるんじゃないかなぁって怖くなりますよね?

でも実際は飛行機墜落事故なんて世界中でほとんど起きてないんです。
道端でタクシーに乗る方が何百倍危険だそうです。
でも飛行機に乗るのが怖いと感じるのはなぜか?
それは高いところを飛ぶ飛行機が落ちることを想像しやすいからです。
皆さんはコンビニとお寺はどっちが多いと思います?ほとんどの人はコンビ二と答えます。
私もそう思っていました。でもコンビニは約5万店舗に対してお寺は7万店舗あるんです。
びっくりですよね?でもなんでみんなが即答してコンビニと答えてしまうのか?
それは皆がいつもコンビニを利用していて、たくさんあることが想像しやすいからです。
商品を選ぶ時も性能の差があんまりわかんない時はつい cm でよく見る商品を買ってしまいますよね?
この接点が多いほど印象が良くなるのはザイオンスの法則とも呼ばれます。

ふたつの心理学から見えること・・・

ハロー効果利用可能性ヒューリスティックについて話しました。
ここまでの話を簡単にまとめると、人間はわかりやすく単純に結論を出そうとするということです。
もちろんね、権威があればあらゆることを納得させられるわけじゃありません。
あくまで強いアシストになるよというのが私の言いたいことです。
ただ今の時代は便利なサービスが次々と生まれて膨大な情報がスマホから目に入っていきます。
そんな中で何が本当にいいかってもう判断できなくないですか?
なのでますます権威の力が重要になっていくと私は思います。
何が良いかではなくて誰が信頼できるかでモノを選ぶ時代になっています。

 

嫌味のない権威の伝え方

権威づけがいくら大事だからといってあんまりゴリゴリの俺は凄いんだぜって言われたらひいちゃいますよね?
例えば初対面で

ひよこ
「はじめまして、前年度、全社mvp を取った、まこです」

みたいな感じでいきなりどやぁされたら、

「うわぁこの人自分勝手で人の話を聞かなそうだなぁ」
インコ

と思っちゃいます
なんでこう思っちゃうのかというと、自ら自分の口で権威をアピールする行為は私はあなたよりも優れているというマウントを取るメッセージを伝えてしまうんです
じゃあどうしたら上から目線にならずに権威を伝えられるのかというと2つポイントがあります。

➀「自分のおかげ」ではないということ

これはテクニックとかじゃなくてマインドセット、気持ちです。
これまでのすべての自分の実力や実績、今の立場は自分ひとりで手に入れたものじゃなくて、
いろんな人に支えられてここまで来れたんだという感謝の気持ちを忘れないようにしなければいけません。

心のあり方なんて他人からは見えないわけです
自分以外の人間からするとその人がどう伝えたかが全てです。
なのでとにかくまずは形だけでもいい。
すべては自分以外の人たちのおかげであるということを伝えていきましょう。
その行動から得た体験によってマインドセット~心のあり方~は変わっていきます。
是非使って欲しい私のオススメフレーズがあります、

それは運がよくて

みんなのおかげで

です。
この2つのフレーズを常に言葉として発する習慣を作りましょう。

➁説明のために権威付けを言うこと

言葉で実績とかを言う時はどことなく偉そうになっちゃうんですよ。
だからそれを言う必然性をつくってから言うと嫌味がなくなります
さっきの自分のおかげではないも組み合わせて

フクロウ
「去年はありがたいことにいろんな人に支えられて全社売上1位を獲得しました でも偉大な先輩たちの記録からしたらまだまだです 今年はその成功体験を全部捨ててゼロから謙虚に頑張りたいと思います」

こんな感じで言うと嫌な感じが少し減りますよね?
あくまでより謙虚に今年頑張ることの説明のために去年の実績を言っています。ただこういう言い方もやりすぎたり不自然さがある
と白々しくなります。つい油断して傲慢な印象を与えないように気をつけましょう。

 

権威のわらしべ長者

権威づけはわらしべ長者のように増やしていけるんです皆さんわらしべ長者って知ってます?

貧乏な男が物々交換でどんどんお金持ちになっていく話です。
最初は1本のわらしべだけを持っているんですけども、これにアブをくくりつけて、これで遊んでいたら、それをみかんと交換できてそのみかんもまた交換してという形で最後は大きな屋敷を手に入れます。

私もこれをやってきました。大学4年生の時にマイクロソフトさんがやっているプレゼンテーションコンテストで優勝したんですね。
その実績はすごく役立ちました。
起業しようと思ってベンチャーキャピタルから投資してもらうときはその学生時代に優勝したことがあるという実績が評価されました。
そこで資金を作ってそれからいろんな大変なことがあったんですけど大手企業のピッチコンテストで表彰されたり。
forbesの注目ベンチャーUnder30に選出されたり。
プログラミング教育でナンバー1を取ったり。
10.6億円資金調達できたり、今はこれ本当にみなさんのおかげで開始7ヵ月で登録者10万人のユーチューバーになれています。
思い返すと最初のプレゼンテーションコンテストがめちゃくちゃ大事でした。
そこでつかんだは小さな実績が次のチャンスをまたを選んだんです。
今まだ

ひよこ
「こんな人に伝えられるような実績がないよ」

っていう人はまずは小さな実績から始めるとよいです。
会社であれば表彰だったり人前で話す機会はチャンスです。
表彰されたらもちろんすごい人ってイメージになります
スピーチとかでみんなの前で話すことがあれば人の数倍準備して本当にスピーチをすればこの人すごいできる人なんだなって印象をみんなに与えることができます。ぜひそういった実績や実力を示せる機会を大事にしてください
とにかく試行回数が大事です、たとえ100回失敗したとしても1回のたまたまの成功アピールできればこれが
ハロー効果となってその人すごい人なんだってなりますから。
実は自分も最初のビジコンで優勝する前は他のコンテストで惨敗しています。
でもそこから学んで運良く2回目で優勝できたからこそ権威のわらしべ長者が始まりました。とにかく諦めずに「人に認められる機会」これに挑戦していってほしいなと思います

 

今すぐ手に入れられる最強の権威

では最後に誰でもすぐに手に入る最強の権威について話します。
試行回数を増やしてどっかで人から認められるような実績を出すのは頑張るべきなんですけども
確実にうまくいく保証はありません。でも誰もが確実に手に入れられる最強の権威があるんです。
それは見た目と話し方をよくすることです
なぜかというと見た目と話し方が相手に与える印象は絶大だからです
google の人事のトップが書いた本、ワークルールズ!には面接者が最初の10秒で得た印象を確証するために、残り99.4%の時間が使われていると書かれています。
面接者はなんと最初の10秒でその人が採用か不採用かを決めているんです。
あとの時間は自覚しているしていないに関わらず最初に決めた自分の採用不採用という決定を納得するための材料を探しているんです。
10秒なんてもうほぼ見た目と話し方の印象しかありませんよね。
ちなみに人が一度仮説をつくってしまうと、それに有利な情報だけを集めてしまうことを確証バイアスと言ったりします。
例えばパッと会って

インコ
「うわぁこの人微妙だなぁ」

と思ったらその後の時間は全部その人の悪いところを探しているんです。

高級ブランドでも回らない寿司屋でも結構みんなきっちりしてますよね。
見た目の与える効果のでかさをわかっているんです。
もちろん話し方もハキハキしています。

では良い見た目、話し方とは何かというと、見た目は

清潔感がある髪型

ぼろくないサイズに合った服装

適度に引き締まった体型

話し方は笑顔、堂々とした大きな声

相手の目を見て話す

ここらへんはあんまり細かく言わなくてもググったら出てくるような話ですし、皆さんもわかってるんじゃないですかね?
第一印象も立派な権威です。いやむしろ最強の権威付けです
一瞬で相手のことを信頼させることができるわけですから
もちろん容姿や体型は人それぞれあります。それはもうああだこうだ言ってもしょうがないんで、自分ができる限りで投資しましょうという事です。
ぜひあなたも見た目と話し方に気を使って人の心を動かしていきましょう。

 

復習、要点

では復習しましょう、今回は権威の力について話しました。権威には無条件に自分の話を相手に信じさせる力があります。その理由についてハロー効果と利用可能性ヒューリスティックを話しました。
嫌味のない権威の伝え方は2つあります、ひとつ目が自分のおかげではないということ、二つ目が説明のために権威を言うこと、権威はわらしべ長者のようにどんどん大きくしていきます
なのでまずは小さな実績でいいんでそこから始めましょう
そのためには試行回数が大事です
そして誰もが手に入れられる最強の権威は見た目と話し方です
もしドキッとした人は明日イメチェンしてみてもいいかも知れませんね

 



 

 




-マコなり社長
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