堀田秀吾さん著、「図解 ストレス解消大全」を要約していきます。
(18冊目)鬱、人間関係、イライラ、怒りの強い味方「図解 ストレス解消大全」要約 本紹介 感想 読書
ここからはブログ執筆者のオリジナルの本紹介です。僕は実際にこの本を買って、1度全てのページに目を通しました。
堀田秀吾さんの人物を紹介します。興味ない人は飛ばしてください。
著者紹介(興味ない人は飛ばしてください)
堀田秀吾
(ほった·しゅうご)
言語学者(法言語学、心理言語学 )。明治大学教授。
1991年、東洋大学文学部英米文学科卒業。
1999年、シカゴ大学言語学部博士課程修了(Ph.D. in Linguistics、言語学博士)。
2000年、立命館大学法学部助教授。
2005年、ヨーク大学オズグッドホール· ロースクール修士課程修了、
2008年、同博士課程単位取得退学。
2008年、明治大学法学部准教授。
2010年、明治大学法学部教授。
司法分野におけるコミュニケーションに関して、 社会言語
学、心理言語学、 脳科学などのさまざまな学術分野の知
見を融合した多角的な研究を国内外で展開している。また、
研究以外の活動も積極的に行っており、企業の顧問や芸
能事務所の監修、 ワイドショーのレギュラー. コメンテー
ターなども務める。
著書に「特定の人としかうまく付き合え
ないのは、 結局、 あなたの心が冷めているからだ』 (クロ
スメディア·パブリッシング/共著)、
『科学的に元気になる方法集めました』 (文響社)、
「最先端研究で導きだされた「考えすぎない」人の考え方」 (サンクチュアリ出版) など多数。
僕がこの本を読んで思ったこと
もうすでにネットで要約されているので、僕が細かく説明はしません。
とにかく本書は、科学的な根拠や証拠に基づいて話が展開されるので、信用できる情報ばかりです。
しかも100項目あり、読んだらすぐに使えます。
辞書みたいになってます。単語に対して意味が書いてあり、使い方が書いてあるというイメージで良いと思う。
たとえばですね、スマホでも何でもいいですが「自撮り」をするのはイライラ/不安/感謝/思慮深さに効果があると言います。
それに対してなぜ効果があるのかの説明があります、「自撮り」を例に出すとするならばカリフォルニア大学のアーバイン校のチェンらは「自撮りをし続けるとポジティブなマインドになる」という研究をしていて、最も効果の高い方法は、「笑っている表情の自撮り写真を撮り続けることがもっとも精神衛生上、効果が高い」ということがわかったみたいなんです。
これは4週間かけて41人の被験者に対して行った研究だそうです。
さっきは、笑っている表情が効果が高いと言いましたが、「他人を幸せにする」目的で写真を撮るだとか、自分が後で見返して「自分が幸せになる」ような写真を撮るというのでも、イライラが軽減されたり、小さなことに感謝する気持ちが向上することが明らかになっています。
4週間の研究結果なので、長期的に続けることによって得られる効果だそうです。
だけどですね、デメリットもやはりあります。SNSでアップロードする目的で撮った写真というのは、自分を不幸にする可能性があるのです。なぜならそれは「他人の反応が得られなければ幸せを感じれない」行為。俗に言う承認欲求を満たすための行動になってしまうからです。
自撮りや誰かに見せたい写真を撮る目的はあくまで「自分で見るため、自分が素晴らしいと思う写真を撮るため」にしたほうが、最も効果的です。
あくまで本のタイトルにもある「ストレス解消」を考えた場合の話になります。
深く意味を考えず、パラっと、暇つぶしに読むのでも良いですし、もちろん、勉強目的で読むこともできます。
僕はこの本は好きな部類に入る本です。読んでないほうが損をしているように思います。
もしこのブログをご覧になられている方で、興味をもたれた方がいらしたら、本書を手に取ってみてはいかがですか??
よろしくおねがいします。
僕の個人的な本の評価★★★★(5点満点中4点)