インフルエンサーに必要な能力を3人のユーチューバー(マコなり社長、メンタリストDaiGo、両学長)の動画から分析した失敗小僧さんのYouTube動画を紹介していきます。
【失敗小僧】マコなり社長、メンタリストDaiGo、両学長の動画から発信に必要な能力を学ぶ。
というわけで、僕がブログでネタにしたいと思ったのはこの動画です。
↑失敗小僧さんの「高学歴の人は仕事ができる人なのかについて人気インフルエンサーの評価(マコなり社長 メンタリストDAIGO 両学長リベラルアーツ大学)をまじえて考える」という動画です。
インフルエンサーになって人気を得るには・・・
この動画の最初から20分までの内容で、僕がハッとしたのは、
「インフルエンサーになって人気を得るにはペーパーテストができるようにならなきゃいけない。もちろんめちゃめちゃできる必要はないが」という意見。
ここで言うペーパーテストというのは、学校のテストだと思ってもらっても良いです。
この意見に僕が共感したのは、要するにネット発信っていうのは勉強した成果なんですよね。
僕がこうしてブログを書くという行為も、勉強したことをブログでアウトプットしているだけなんですよ。だからネット発信できる人、その中でも発信で人気を得られる人は勉強できる人であって、勉強できるということは、学校の試験でも良い点数が取れる人なんです。
ですからインフルエンサーになるには、ペーパーテストである程度高い点数をとれる人間でなきゃいけないわけです。
僕もこのブログで「書くネタがない」とか言ってますがそれはあくまで「勉強していない」と公言しているようなもので、反省すべきところだと思いました。
相手の理解力を見抜く力について
そして失敗小僧先生は次の話でこう教えてくれました。
「YouTubeなどで成功するには、自分の考えを相手に伝える能力が必要です。当然、自分が言っていることが相手に伝わらなければインフルエンサーにはなれないです。
相手に自分の考えを理解させる能力は非常に大事です。
この能力はふたつあり、ひとつは、伝える能力ですが、それとは別にもうひとつあって、
これはインフルエンサーになりたければ特に大事なことです、それは相手の理解力を見抜く力です。
つまり難しい専門的な知識を全く知らない素人に話を理解させる能力が重要になってきます。
たとえば数字で説明すると・・・100のことを理解させたいけど相手は10のことしか理解する能力がないんですよ。
この10のことしか理解できない人に対して、どうやって相手に話しを理解させる能力で埋めていくかっていうことなんですよ」
ということです。
これが、40分ある動画の、約20分間の話の内容なんですが・・・
面白いことに、ペーパーテストが優秀でも、「自分の考えを相手に伝える能力」が低い場合、とても良い知識を発信しても、聞き手に「なにを言ってるか理解できない」と思われてしまうんです。
「この人なに言ってるの??」って思われたら、面白いとかつまらないとかそれ以前の問題で、そんなネット記事は読んでもらえませんし、そんな動画は見てもらえません。
だから僕も、今後はより相手の立場になって、ブログを書けるように努力したいなと思いました。
ここまでをまとめると、
インターネットで発信して活躍したい時は、勉強した知識を誤解のないように正しく発表する能力に加えて、どんなに相手(読み手)が素人で専門知識がなくても理解できるような説明をする能力が必要になってきます。
「普段の自分の行動を勉強という視点でとらえる」能力も僕は失敗小僧さんの動画に加えて必要だと感じました。
若者(10代~30代前半)に向けた発信を意識する
そして引き続き、この動画は40分あるので、20分~40分までの内容もかいつまんで説明していきます。
「他人の考えを理解する能力というのは、若い人ほど低くなります。それは単純に人生で得てきた情報が少ないからです。
理解力は年齢とともに上がっていきます、なぜなら自分が今までの人生で見聞きしてきたバックボーンとなる知識と新しく入ってきた知識を結び付けることによって理解を得ることができるからです。
そして、YouTubeで言うと、視聴者は圧倒的に若者が多いですね」
ですから、YouTubeだと、再生数を稼ごうと思ったら、まず10代20代、高く見積もっても30代前半の若者を狙うということになります。
当然、知識はわかりやすく説明しなければいけません。
大衆より少しレベルの高い知識を発信する(マコなり社長、メンタリストDaiGo)
やり方はふたつあります。
1つは・・・マコなり社長やメンタリストDaiGoさんのやり方です。
「YouTubeなんかは、言ってることが瞬間的にパッと理解できるような、瞬間的な理解が大事ですから。
瞬間的に理解できるような説明で、なおかつ、ちょっと上のレベルの新しい知識を言うことができると、(うわ、こいつすげぇな)ってなるんですよ、それができるのがメンタリストダイゴさんだったり、マコなり社長だったりするんですよね」
ただし、メンタリストDaiGoにしたって、大衆に伝わりやすい分だけ内容が薄っぺらくなったりしますし、マコなり社長もその薄っぺらさは同様です。
ただ薄っぺらいにしろなんにしろ、「既に書籍で出回っている論文」をパクって、それを「自分のオリジナリティを踏まえて発信する」というのは悪いことではなく素晴らしいことであります。
「たとえば旧来からある古典的なビジネス本の知識をマコなりさんの持っている高い動画編集技術と組み合わせて伝えていくというのは、古いものに新しいものをくっつけたオリジナリティのある素晴らしいチャンネルであると思います」ということです。
それは一般の人が難しくて理解できないからです。
ですからそういうチャンネルは、一般人よりも同業者たちが集まる傾向にあります。
大衆よりレベルの低い知識を発信する(陰謀論)
で、YouTubeで再生数を稼ぐやり方、ふたつ目は「陰謀論」です・・・
他人の話が理解できないというのは「聞いている俺たちのレベルが低い」ということを自分で認めることになって。
そうなると、自分は社会で負けてるっていう発想がでてくる人がいる。
自分の価値を判断する時に他人との比較で判断する人にこういう発想をする人が多いんですけど、
そういう人にとっては「自分がクソである」ということを自分自身で認めたあげく、それが受け入れられなくなります。
そうなってくる人は「陰謀論」に逃げやすいです。
「こういう難しいことを言ってくるやつは、実は陰謀論者であり俺らを貶めようとする罠だ」と判断し、
そして
「俺はその罠に気が付いている。だから俺は凄いやつなんだ」と合理化します(笑)。
つまり「陰謀論」は、自分の価値を他人との比較で決めている人が、「他人の話が理解できない」という心の隙間を埋めようとしている人にニーズがあるんです。
実はその「陰謀論」が、目標としている大衆より、知識レベルの低いことを言って再生数を稼ぐ手法なんですよ。
マコなり社長やメンタリストDaiGoさんみたいに、大衆よりちょっとレベルが上の知識で再生数を稼ぐ手法とは逆の手法ですね。
再生数が多いデカいチャンネルというのは、「陰謀論」が多いです。
陰謀論が伸びる理由(両学長リベラルアーツ大学)
なぜ「陰謀論」が伸びるか??
失敗小僧さんいわく「(たとえば)政治家とかいろんな人たちが、自分の利権とか権力私欲をむさぼるために、いろんな情報発信をして、それでみなさんが酷い目にあって底辺に落ちているという展開です。なぜこれが伸びるのかというと、もうすでに大衆が感じていることを代弁してくれているから伸びるわけなんですよ。
つまり、『俺はこう思ってる、俺はこう考えている』というのを、そのまま代弁して言ってくれるチャンネルが一番伸びるんですよ」
ただ、この陰謀論チャンネルはめちゃくちゃ数が多いです。
ですから宣伝や見た目、表現のわかりやすさで勝負する必要があります。
この陰謀論(みんなの思っていることを代弁するチャンネル)で伸びたチャンネルの大成功例が
「両学長リベラルアーツ大学」です。
彼のやり方こそが、インフルエンサーを極めた人です。
なにがうまいか??
みんなが言ってほしいことを単純明快、端的に説明しているチャンネルなんです。
さらに軽快な音楽とかリズムに合わせてやっているのも凄いと失敗小僧先生は評価しています。
ただ、あの動画制作は、チーム運営じゃないと無理でしょう(笑)。
ということで、長かったですが失敗小僧さんの40分動画で言ってる内容を、あえて細かく説明してみました。
みなさんの参考になればと思います。