どうも光彦です。
毎日新聞の人生相談(2023年9月8日掲載分)を読みました。
本日はそのことについて記事を書こうと思います。
「外面いいが身内にきつい、立川談四楼(落語家・作家)」
相談と回答
※有料ですが、毎日新聞の人生相談は新聞だけでなくホームページでもご覧になれます。
ホームページはこちら→外面いいが身内にきつい=回答者・立川談四楼
相談内容
私や両親に対して心をエグるような文句ばかり言ってきます。
そんな兄は初婚で奥さんにもきつく当たっていたようですぐ離婚しました。
職場でも人を怒って転職ばかりです。こんな兄とどう付き合えばよいでしょう?(45歳男性)」
回答:立川談四楼(落語家・作家)
「普通、モテれば機嫌よく過ごすはずなんですが不思議な兄上ですね。外面がいいはずなのに職場で人を怒り、転職ばかりするのも解せません。
(中略)
このお兄さんは、よく言う二重人格、または性格が破綻しています。
(中略)
辛抱のいることですが、いずれ兄の容色は衰えます。そうなってもモテているかどうか、モテているとしても強気でいられるかどうか?
あるとき卒然と気づき、優しい兄に変貌する、その可能性は少ないでしょうが、万策尽きればそこに期待するしかないわけです。
(中略)
・・・頭を下げるという逃げ道もあります(この逃げ道の詳細は毎日新聞のサイトでご覧ください)
どうかさまざまな手でしのいでください」
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光彦のコメント
~モテているからと言って調子に乗ってはいないか?~
どうも光彦です。
というわけで、この毎日新聞の人生相談を読んで、
僕はちょっと、思うところがあったわけです。
立川談四楼さんはこの相談を受けてすぐ「普通モテれば機嫌よく過ごすはずなんですが不思議な兄上ですね」と発言されています。
そう・・・モテているのに怒りっぽい。という不可解なことが起こっているわけです。
この「モテているのに怒りっぽい」というのは、
逆を言えば「モテているから他者を軽んじている(見くびっている)」とも取れます。
また「モテているからプライドが高い」「ちやほやされるから自分が偉いと思っている」とも言えるわけです。
完全にこれは「慢心」でありますし「思い上がり」であります。
慢心するとどうなるか?をもっと具体的に言うと
- 「失敗を人のせいと決めつける」とか
- 「人に対して謙虚になれない」とか
- 「周りの意見に聞く耳を持てない」などがあります。
このように分析していくと、本来モテていることは良いことのはずなのに、そのメリットをうまく受け取れない。
結局は「モテるにふさわしくない」自分になっちゃってます(笑)
やはり自分の恵まれた境遇に対して「ありがたい」の気持ちがないと、
人ってなかなか社会で地位を築き上げたとしても
「内面」は磨かれていかないものですね。
ちなみに・・・関係はないですが、僕自身は「外面が悪い」といえば語弊がありますが、
お世辞にも「第一印象が良い」人間ではありませんでした。
たとえば僕は外を歩いてるだけでも「不審者扱いされる」人物のようにも感じますし、
たとえ人と仲良くなっても「君って変な人だよね」みたいないじられ方をして笑いものにされてきた人生でした。
自分の外面の悪さのせいで「社会の風は冷たいものである」と強く感じます。
人と接するのにコンプレックス(劣等感)があり、対人恐怖症、社会不安に陥ってしまう時もありましたし、
今後もそういう病に悩むことはあると思います。
だからと言って、素直さを忘れたり、不貞腐(ふてくさ)れたりはできない、つらい状況です(笑)
世の中には色んな人がいるものです(僕を含めて)。
というわけで今日はこのへんで終わりにさせていただきます。
お読みいただきありがとうございました!
次回もぜひ見てくださいね。
2023/09/09(土)光彦より
次回の人生相談→【毎日新聞】「腹を立てず話し合うには…渡辺えり(劇作家)」【人生相談】
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