マズローの欲求段階説(5大欲)を通じて、自己分析をするメリットを紹介します。
マズローの欲求段階説とは?
これはかなり有名な説になります。
僕は2020年くらいに「マコなり社長」のyoutubeを
見てマコなり社長の発言から「マズローの欲求段階説」というものが
あることを知りました。
これはもともと心理学なのでしょうか?
ビジネスをする上で
顧客心理を知るために心理学を参考にすることは
よく見聞きします。
最初は「ふーん、そんなのがあるんだ」って
あまり関心がなく、知らなくても私生活に
影響のない話だと思っていました。
が!!!!ここ最近のことです。
最近、僕はこの「マズローの欲求段階説」って
実はどんな状況にも使える重要な考え方だなと、
新たに注目をしています。
それは後述することとして、
ひとまず、
「マズローの欲求段階説」とはなにか?
について紹介します。
マズローの欲求段階説とはなにか?
※ウィキペディアから引用して説明しています。
「アメリカの心理学者アブラハム・マズローが、「人間は自己実現に向かって絶えず成長する」と仮定し、人間の欲求を5段階の階層で理論化したものである。ただし、科学的に実証されたものではない。
自己実現理論、自己実現論、欲求5段階説などとも呼ばれる。
ピラミッド状の階層を成し(なお、マズローの著書にはピラミッド階層についての言及はされていない)マズローが提唱した人間の基本的欲求を、高次の欲求(上)から並べる。
- ⑤自己実現の欲求 (Self-actualization)
- ④承認(尊重)の欲求 (Esteem)
- ③社会的欲求 / 所属と愛の欲求 (Social needs / Love and belonging)
- ②安全の欲求 (Safety needs)
- ①生理的欲求 (Physiological needs)」
ということです。
ウィキの情報を確認したい方は
こちらより確認お願いします↓
これは5段階ありますが、
結局は全て「欲望」の話です。
「私が欲しいもの」「私が望んでいるもの」
「私が願っているもの」「私にとっての幸せ」
「私は何のために生きているのか?」
それら全てが欲望につながってきます。
1番から5番まである欲望は具体的にはどんな欲望か?
を簡単に説明すると以下の通りになります。
※「マズローの欲求5段階説」を活用したインナーブランディングの考え方というサイトを参考にして、説明しています
1番=生理的欲求
「食欲」「性欲」「睡眠欲」「お金」「物欲」など、
本能的な欲求だと言われています。
2番=安全の欲求
「健康でありたい」
「危険を避けたい」
「無事に過ごしたい」
というような、平和な場所で
心配事なく過ごしたい欲求になります。
3番=社会的欲求
これは「孤立したくない」
「社会の一員になりたい」
「仲間とともに過ごしたい」
という感じの欲求だと言います。
この欲求は「たった一人」
でも親密な友達、恋人、家族がいれば、
満たされる可能性はあります。
4番=承認欲求
これは優越感と劣等感に大きく関わってます。
「他人から褒められたい、賞賛されたい」と
いった地位を求めたり名誉欲を求めたり、
自分の尊厳を求める欲求です。
他人から認められたい、というような、
他人軸で自分を満たしたい欲求とも言えます。
5番=自己実現の欲求
これは「あるべき自分」になりたいと願う欲求です。
「自分にしかできないことをしたい」というのも
該当するようです。
「自分が思い描く自分」を求める欲求だと言えます。
欲求とありますが、
欲望と言ってもかなり志の高い話です。
「理想」とか「夢」に近いのかもしれません。
フィクションを地で行く感じでしょうか?
この説明を書くのに参考にさせていただいたサイト↓
「1番から5番にいくほど高次元の欲望になる」
というような理論になってます。
「高次元」というのは簡単に言えば
1番の欲望を満たさないと2番の欲望は出てこない、
とされています。
もちろん2番を満たせば3番の欲望が出てきます。
そこは科学的根拠はありませんが、
信ぴょう性は高いと思います。
さて、
この「マズローの欲求段階説(5大欲)」が
普段、社会生活をする上で
誰もが知っておいて損はない、
重要な考え方だと、
僕は最近、気が付いて
ハッとしたんですよね。
次の項からはそれについて
詳しく説明していきます。
どうぞお付き合いよろしくお願いします。
マズローの欲求段階説(5大欲)を通じて、自己分析、他者分析をするメリット
ここまでくるのにかなり長文になってしまい申し訳なく思います(;'∀')
今回のブログは、ここからが当ブログのオリジナルコンテンツです。
前の項でも説明した通り、
結局は全て「欲望」の話です。
「私が欲しいもの」「私が望んでいるもの」
「私が願っているもの」「私にとっての幸せ」
「私は何のために生きているのか?」
さらに
「なにに不満を感じているか?」
「なにを嫌っているか?」
「なにを不幸だと感じるのか?」等
いろんなことが「欲望を探求している」
という話につながります。
人の悩みは尽きません。
油断すればすぐ
「僕ってどうしたいんだろう?
なにが好きで、これから何をして生きていきたいんだろう?」
と途方に暮れることも少なくありません。
そんな時は、自分の価値観を再確認する必要があります。
そんな時、マズローの欲求段階説は役に立ちます。
今、私が満たされている欲望と、不満はなんだろう?
たとえば、あなたは今、
「仕事」をしていてどんな不満を感じているだろう?
また、逆になにが満たされているだろう?
下記にざっくりではありますが、
いろいろ思いついたことを書いてみました。
1「仕事の生理的欲求」↓
お金は十分にもらえていますか?
衣食住が満たされていますか?
生きていく上で最低限の生活を確保できていますか?
そもそも健康ですか?
休憩や自由はありますか?(排泄等は自由にできますか?)
疲れすぎることはありますか?
睡眠はとれてますか?
2「仕事の安全欲求」↓
給料は安定して支払われますか?(収入は安定してますか?)
福利厚生はしっかりしてますか?
通勤時、仕事中、事故に合うことはありませんか?
ストレスで病気になりませんか?
物が盗まれる心配はありませんか?
人に憎まれたり、八つ当たりされてませんか?
将来、歳を取っても今の仕事を続けられますか?(継続可能か?)
プライバシーは守られてますか?
影で嫌われたりしていませんか?
ちゃんと仕事を教えてもらえますか?
3「仕事の社会的欲求」↓
孤独ではありませんか?
誰かに悩みを相談できる環境はありますか?
無視されてませんか?
愛情に飢えていませんか?
一人で仕事をして、周りの誰も役に立たないと思ってませんか?
報告、連絡、相談はできてますか?
4「仕事の承認欲求」↓
見下されていませんか?
(またはあなた自身が職場の誰かを見下してませんか?)
劣等感はありますか?
(自分の頑張りに対して)周りの評価にギャップがありませんか?
頑張っても無駄だと思ってませんか?
名誉を重視していませんか?
今の地位が落ちることを恐れて、
自己中心的になってませんか?
「もっと必要とされたい」そう思うことはありますか?
「もっと頼ってほしい」そう思うことはありますか?
昇進したいと思ってますか?
5「仕事の自己実現の欲求」↓
いまあなたがしている仕事は、
本当に自分がやりたい仕事ですか?
というわけで、
ちょっと書いてみただけでもこれだけたくさんの
欲求がありました
これらの欲求は「不満」でもあり
「望み」でもあり、
「既に満たされている欲望」でもあり、
また・・・
「あなたが仕事を続けていく理由」であり、
「あなたが今の仕事をやめる理由」でもあり、
「私はいったいなにに価値を感じているのか?」の確認でもあります。
さらに言えば
「ずっと自分の中にあったのに
今まで気づいてなかった欲望」でもあります。
たったこれだけで、ここまで多くの自己分析ができるというのも、
すごいことですね。
高いレベルの欲求は、最悪生きていく上でなくても困らない
ちょっともう、
記事が長文になりすぎてしまいましたので、
最後にひとつだけ重要なことを書いて終わりにしたいのですが・・・
マズローの欲求段階は5番まであり、巷(ちまた)では7番まであるとかないとか、
多くの段階があって、ちょっと複雑ですよね?
でもこれ実は
1番と2番の欲求、
「生理的欲求」と「安全欲求」が満たされていれば
人間は社会の中で孤立していても
生きていくことは可能なんですよ。
そりゃ、人付き合いを我慢して、結婚も我慢して、
いろいろ問題はあるかもしれませんけど(笑)
1番と2番さえ満たされてれば、
実は生きていくことに支障はありません。
ですからもしあなたに
3番~5番までの欲求
「社会的欲求」「承認欲求」「自己実現の欲求」
があるとしたら、
その欲求、欲望は、
わざわざ自分を犠牲にしてまで
(おおげさに言えば死を覚悟で)
満たす必要があるかどうか?
を考えてほしいです。
特に、
人生で大きな決断(引っ越し、結婚、車の購入、転職など)をするときは
3番から5番の欲求は、オマケ程度に考えて、
もっとも大切な、
根本的な1番「生理的欲求」と2番「安全欲求」
を大事にして、決断していきましょう。
すいません長くなりました。今回はここで終わります
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