対人スキル 書籍

(12冊目)他人の気持ちが理解できない人へ はげます技術 あさくらゆかり 内容紹介

2021年4月15日

この本は、僕は読む気をなくしました。読書する気になれなくて・・・笑
ずっと本を紹介し続けるのも難しいですね(*'ω'*)

こういう時は、あまりがんばりません。全部読まないでブログ更新します(^^♪

(12冊目)はげます技術 あさくらゆかり 内容紹介

「励まし」とは、相談者本人の自己肯定感が高まること。そして、相談を受ける側の役割はあくまでそのお手伝いをすることだと私(著者)は考えています。
自己肯定感というのは、自分のいまの状態を「これでいいんだ」と認める感情のことです。

この本は心理カウンセラーの「あさくらゆかり」さんの本です。
この人は「聞き上手倶楽部」という話し相手サービスと「ユカリズルーム」といううつ病専門のカウンセリングサービスをしてらっしゃる方で(2012年の情報です)、それは「電話専門」のサービスだそうです。

この本は、人の相談を聞く技術だったり、人の心や悩みを理解するための知識だったりを詳しく知る事ができます。また、カウンセリングのスキルを得たい人向けの本です

今回このブログ記事では、本書の目次を見て、「これは読みたいな」と思ったページだけを限定して紹介していきます。

相手の話を早く終わらせたい時の技術

何度も繰り返される同じ話、過剰な愚痴、悪口、自慢話。
これらをじっと聞くことはなかなか忍耐のいる作業です。そこで、角を立てずに早く切り上げられる方法をご紹介したいと思います。

同じ話

同じ話は、じっくり聞ける状態であれば、ぜひ耳を傾けてほしいと思います(同じ話をするほど人の心の浄化につながるため)。
それを踏まえたうえで、あなたが話を聞ける状態にないときの対処法と考えてください。

同じ話を繰り返す行為には、共感してほしい、称賛してほしいという気持ちが潜んでいることが多いものです。

例1「彼氏に二股かけられていた!それを怒ったら、私のことなんて彼女と思ってないって」

返答方法「大変だったね」「それはつらかったね」「よく耐えてきたね」など、ひたすら共感と思いやりの言葉を差し上げましょう。

例2「あんたを産んだときは大変だったのよ。雪の夜に陣痛が始まって、帝王切開で・・・」

返答方法「それは大変だったね、産んでくれてありがとう」「そんな困難をよく切り抜けたね」(称賛+共感)

これ以外に
、おもしろい話や衝撃的な話を繰り返すこともあると思います。これらは、単にその人が前に話したことを覚えていないか、何度でも共有したい類の話です。
もう一度笑ったり驚いたりという反応を示してあげてください。

過剰な愚痴や悪口

愚痴は、心の浄化作用があります。必ず悪いものではありません。ただ、過激すぎたり、何もそこまで・・・と言いたくなるような表現は、耳をふさぎたくなることもあるでしょう。
そのような過剰な表現には自分の思いや考え方を表に出さないことで一定の距離をとり、巻き込まれないスタンスを保つことが重要です。

例1「あの人、最悪よ」

この例1に対して「そんなことないよ」と否定するのでは角が立つし、かといって「そうね、私も最悪だと思う」と同感するのでは巻き込まれてしまいます。
そこで「あなたは最悪だと思うんだね」と共感を示すだけに留めましょう。
さらに愚痴や悪口が続くようであれば、その人が求めているもう一歩先のものを考えてみます。
たとえば、

あなたを味方につけたいのか?

「自分は正しい」と思いたいのか?

それを見極めて「あなたはよくがんばってるね」「あなたが悪いわけではないよ」などと承認、支持すれば、相手も満足してくれると思います。

自慢話

自慢話は、ただ称賛すればいいだけの簡単な作業なんですが、多くはそれが難しくなってしまいます。なぜでしょうか???

その理由は、自慢の内容が

「お金、名誉、地位、美貌などの自分がほしくても手に入らないものを手に入れたことについての自慢」だからです。
それに対しても、本来なら「すごいね」とか、そういう返事を返せばいいんですが、そんな簡単なものではありません。
「絶対に褒めてやるものか」と、相手への嫉妬の気持ちが生まれてしまうからです。

ただ相手の話を早く終わらせることを重要視するならば、潔く相手の自慢話に対して「さすが!!すごい!」と称賛してしまうことが得策です。
自慢話を褒めることが、自慢話から逃げる最良の方法です。

またこれは、相手との関係を保つためでもあります。むやみに相手を否定して、悪い結果に発展しないようにする技術だと、割り切って対応していきましょう。

はげましを最高の贈り物にする方法


相手が必要としている「はげまし」とはなんでしょう?
それは「自分はこんなにいいことを言った」「常識的な行動ができるように背中を押してあげた」というように、あなたが一人だけ満足するものは「はげまし」ではありません。

たとえばクリスマスプレゼントを選ぶとき、「あの人は何が欲しいだろう」「色ならオレンジが好きそうだな」など、受け取る側の好みや都合や性格をよく考えて選びますよね?
「はげまし」も贈り物と同じです。その人が必要とするもの、自己肯定感の向上につながるものをあげるべきです。

共感してほしがっている人に対して

仕事に行きたくない、毎日がとても憂鬱だ、ただ聞いてほしいなどと言われたら、問題解決やアドバイスは求められていませんので、
否定せずに相手の話を聞くことが一番のギフトになります。
否定しないだけではなく、共感と承認を重ねながら話を聞き、雑談も大切にしながら、ほっと落ち着ける楽しい時間を提供できるよう努めてください。

味方になってほしがっている人に対して

たとえば、夫や友達と喧嘩したりした経験が重なり、誰も自分を理解してくれない誰も味方になってくれない、と漏らす人は、味方になってくれる人を求めているのだろうと考えられます。

「私にはあなたのすべてを理解することはむずかしいけど、理解するように努めたい」のように、寄り添わせてもらいたい気持ちがあることを伝えましょう。
正論や正義に固執するのではなく、話しての考えを支持し、絶対的な味方になってあげましょう

情報やいろいろな考え方を知りたい人に対して

たとえば、昨年までロンドンに住んでいた友人に「イギリスに留学したいのだけど、あっちの語学学校ってどうなのかしら?」という相談は、明らかに情報を得たい(アドバイスが欲しい)という相談です。
まずこれは「聞かれたことのみに対して情報を返す」方法をとります、それでも相手が納得しない場合「悩むなぁ」「どうしよう」と一緒に悩みながら、沈黙を楽しんでください。ここで相手から「私はこうしたい」という意見が出てこなかったら
「あくまで私は~と思うけど」と自分の意見を言って「どう思う?」と相手に聞き返してみましょう。
必ずしも、自分の考えや意見を述べないといけない、というわけではありません。
相手より上に立とうとせず、同じ目線で悩むことが重要です。

自分を変えたがっている人に対して

自分の弱さのせいで問題が起こった、傲慢な態度で相手を傷つけた、彼に依存しすぎている、など自分の性格が災(わざわ)いして生じた悩みを打ち明けてきた人に対してはどうするべきか、ということなんですが、
「あなたはあなたのままでいい」「自分自身と戦わないでほしい」ということを十分に伝え、変わる事を強要しないのが聞き手の保つべきスタンスです。
話し合いの最中、本人が「私は変わる」という強い意志を持っていることが確認できたなら「私はあなたを応援する」と言って、相手に寄り添うことで「はげまし」になります。

背中を押してもらいたがっている人に対して

「離婚しようか迷ってる」「どっちに就職しようかどうか迷ってる」「彼との関係を修復するか別れるか迷ってる」など、いずれか決めかねている場合は背中を押すことで心強くなったりするものです。
「どうしたいと思ってるの?」「それにはどんなメリット、デメリットがあるの?」と情報を整理して、話し手が本来持っている答えを導き出させましょう。
そして、相談者に決意させることができた場合、背中を押してあげてください。

光彦の評価

評価は★★★(5点中3点)

人は相談するとき、欲しくない解決策を求めていません。「彼、どうやらほかの女がいるらしいの、おまけに暴力ふるうのよ」と言う女性に対して「その男とは別れろ」というのは間違っているということです(このケースは別れる気などさらさらない場合が多い)。
また長いこと働いていない友人が「仕事しなきゃいけないんだけどね」と口癖のように言ってくるとします。その友人に「営業に向いてるよね〇〇君は」など提案しても話が進まないようであるならば、
「働かなくてもいいんじゃない??」と言ってあげるか「あなたは働かなくてもすごく素晴らしい部分があるわ」と褒めてあげるか、のほうが相手にとっては嬉しいのかもしれない。

カウンセラーってどんな仕事??と疑問に思う人は、本書は買う価値があります。
それ以外の人は、人と向き合うときに、相手の気持ちが理解できないという人は、読んで参考になる部分は多くあると思います。
カウンセリングスキルって、ちゃんとしたスキルなんだなぁと僕は思いました。
「自分には特技がない」と思っている人は、本書を読むとカウンセリングスキルは上がりますよ、間違いなく。

ありがとうございました。

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