【話し方の極意④】どんな話も感動的な話に変わる【ビジュアライジング】

この記事はマコなり社長の動画をそのまま記事にしております。
よろしくお願いします。

【話し方の極意④】どんな話も感動的な話に変わる【ビジュアライジング】

インコ

どうもマコなりです! 話し方の極意シリーズ～心を動かす編～です。 どんなに分かりやすく話しても相手の心を動かすことが出来なければ人にアクションさせることができません。 心を動かす話し方についてもしっかりと学んでおきましょう。 今回は話し方の極意シリーズの中の心を動かすビジュアライズについて話していきます。 今回の動画はかなり頑張りました もしかしたら過去一番良質な情報が詰まっている動画になっているかも知れません ぜひ途中で切らずに最後まで見てほしいなって思います。ビジュアライズは スピーチでも対話でも両方で使えるテクニックです結論ビジュアライズとはどういう テクニックかというとその情景が聞き手の頭に浮かぶように具体的に話すことによって 心を動かすテクニックです。今回は心を動かす編の最初なので考え方の土台のところから 話していきます

人は感情で意思決定している

まず感情を動かすことの重要性についてみなさんに理解していただきたいので
人は感情で意思決定をしているという話をします
みなさん人の頭ってプログラムのように論理的に動いていると思いますか？
こんなことありませんでした？学校で明日は期末テスト、テスト勉強をやらないとまずいとわかっているのに漫画や youtube を見てしまう。
こういうことついやっちゃいますよね。
これって人間の脳がプログラムだとすると相当やばいです。客観的に見てどう考えても勉強しないといけない場面にもかかわらず漫画を読む youtube を見るというとんでもないアクションをしているわけです。

こういった例から分かるように自分が言いたいのは明らかに人の意思決定は非論理的に決まっている要素があると
いうことです。そしてこれを言い換えると

ということです。

人間の意思決定の構造～groove xの林社長の話～

※話が脳医学の話になるので別記事にしました。気になる方はこちらから後で見てください。

【アクションの理由】私たちの行動は、無意識が決めたことを意識が後から追認しているに過ぎない【意思決定の本質】

ビジュアライズとはなにか

今回のテーマ、ビジュアライズについて話していきます。
繰り返しになりますけどビジュアライズは情景が目に浮かぶように具体的に話すことです。
ごちゃごちゃ言うよりも見てもらったほうが絶対早いので、まずやってみます。
まずはビジュアライズを使わない場合

ひよこ

「私は今年の3月に 石垣島のトライアスロンを走りました持病の膝の痛みが悪化してとてもきつかったですでも沿道にいる 地元住民の熱心な応援のおかげで最後まで走りきることができました」

では次に全く同じ内容を徹底的にビジュアライズして話してみます。少し長くなるんです
けど、どれだけ印象が変わるのか注目してほしいです。

インコ

「私は今年の3月に 石垣島のトライアスロンを走りました。羽田空港で飛行機に乗る時はまだ寒かったんですけど 石垣島ではTシャツ短パンでも汗ばむほどでした トライアスロンというのはスイム、バイク、ランの順番です。3時間近く かなりハードな有酸素運動を続けます。スタートして1.5キロのスイムが終わり40キロのバイクが始まった頃、 左膝に違和感がありました実は以前から左膝を痛めていて練習ではランの時に痛むことがありました でも自転車をこいで痛くなることは1回もなかったんです。「これはまずい」と思いました。バイクの後半では違和感が鈍い痛みに変わっていきます。 歯を食いしばりながら膝をかばった変な姿勢で必死にペダルをこぎ続けました。そしてなんとかバイクを走り切り最後の10キロラン。 もうラストスパートだから頑張ろうと思い走り始めたその左足の一歩目で激痛が走りました。 その場にうずくまろーかと思うほどの痛みです。もう絶対無理だと思いました。 でももう少しだけせめて1キロを走ろう汗だくで不格好で厳しい表情で息を切らしながら走り始めたんです。そしたらあることに気がつきました。 沿道を埋め尽くすほどのたくさんの現地の島の住民の方が「頑張れ！」と応援してくれたんです。 真っ黒に日焼けしたおじいちゃんおばあちゃんが何番がんばれーと見ず知らずの僕のゼッケン番号を呼んで応援してくれたんです。手で小さなメガホンを作って 、声がかれるほど大きな声で懸命に応援してくれました その時満身創痍の自分の頭に浮かんだ言葉は、「ありがとう」ですこんな素晴らしい自然の中で心温まる声援を受けてスポーツができること。 なんてありがたいことなんだ。 純粋に感謝の気持ちが芽生えたんです、膝の痛みが続いていました。 誰が見ても明らかに膝を引きずっていました。もうダメだゆっくり歩こう、そう思うたびに沿道にいる地元の中高生ボランティアの方々高齢の方々の熱い声援が自分の背中を押してくれました。 自分のためじゃなくて応援してくれる人のために走り抜こう！そう決めました そして私は一度も歩かずに10キロ走り切り手を上げてゴールテープを切ることができました。 人生ベストタイムでした。このことから私が学んだのは体力気力が限界を迎えたときに自分を奮い立たせてくれるのは感謝だということです」

かなり徹底的にやり過ぎなぐらいビジュアライズしましたけどどうでしたか？
ドラマのワンシーンのように鮮明に場面が思い浮かんで
より心が動かされる話になりましたよね。
なぜこのビジュアライズで心が動くのか。
もう実際にさっきの例を見て感じてもらって
皆さんには理屈は不要かも知れません。
それでもあえて言うと

です。人は無意識に話をもし自分だったらと置き換えています。

テレビで落ちたら即死の高さからバンジージャンプする芸人を見たとき

大切に飼っていた犬がなくなってしまうストーリーを見たとき

もしこの人が自分だったらと考えているからこそドキドキしたり涙が出るんです。その時は具体的な場面の情報が多ければ多いほど
ビジュアライズすればするほど感情移入しやすくなるんですこれがビジュアライズで心が動く理由です

明日からできるアクションプラン

ではビジュアライズするための具体的なアクションプランを話します4つです。
ここ重要なのでぜひメモってください。みなさんにも使いこなせるようになってほしいです。

1. ストーリーを作る
2. ドラマの一場面を見せるように具体的に話す
3. 心の声を入れる
4. 表情、声のトーンで再現する

ストーリーを作る。

人はストーリーに心動かされます。

起承転結がしっかりしているとなお良いです。

ドラマの一場面を見せるように具体的に話す

具体的に話すために5w 1 h をできる限り入れましょう。
ただあんまり難しいことは考えずにその時の場面を相手
が想像できるように話そうと心掛けるだけで大抵の人はできます

心の声を入れる

心の声を入れるとより聞き手が感情移入することができるようになります
「もう無理だ」と思ったみたいな心の声をたくさん入れましょう。
人は共感力の高い生き物なのでうれしい楽しい悲しい辛いというような感情を見ると誰しも心が動きます

表情、声のトーンで再現する

最後は非言語の部分より無意識に影響を
及ぼす部分です。声の強弱をつくって話しましょう。

何も難しい演技をする必要はありません。単純に強弱をつけると覚えておけば誰でもできます。

ビジュアライズの例

では具体的なアクションを説明したところで最後にビジュアライズをさくっとやってみます。最初の例はちょっと長かったのでもっと一言のシンプルな例を二つ上げます

好きなラーメン屋さんお友達に紹介する時です
普通にオススメする場合は

インコ

「あそこのらーめん屋さんめっちゃ美味しいからオススメだよ」

ビジュアライズしてオススメする場合は

インコ

「あそこのラーメン屋さんシンプルな醤油ラーメンなんだけど 素材に超こだわっているみたいで、俺この前初めてそこのスープ飲んだときに鼻にダシと醤油の風味がふわっと広がって なにこれ旨！！ってなったんだよね」

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こっちの方が入ってみたくなりますよね。

二つ目の例は上司にアドバイスをお願いする時です。
ビジュアライズは仕事にも使えます。

普通にアドバイスをお願いする場合

フクロウ

「a さん少しアドバイスをもらえないでしょうか」

もっとビジュアライズして伝えてみます

フクロウ

「a さんお疲れ様です昨日からねっている企画書についてひとりで悩んでい たらもう頭いっぱいになっちゃって 昨日夜3時までどうしたらいいんだろうなーって考えて寝付けなくなっちゃいました。 少しでいいんでアドバイスもらえないでしょうか」

どうですかこの方が困っている姿が
想像できて上司は忙しくても「なんだしかたねーなー」と思って手伝ってやるかとなるはずです。

まとめ

それでは最後に復習しましょう話し方の極意シリーズ
心を動かす編ビジュアライズとは情景が浮かぶように具体的に話すことです
ビジュアライズするための具体的なアクションプランは次の4つです

1. ストーリーを作る
2. ドラマの一場面を見せるように具体的に話す
3. 心の声を入れる
4. 表情、声のトーンで再現する

人の心を動かしたいと思ったときは自分の話が鮮明に浮かぶ
ほどビジュアライズされているかというのを意識するようにしましょう。
もしいいなと思ったら職場や友人に。
このチャンネルを教えてあげてください！次の記事でお会いしましょう