【面白かった質問５選】正しさは人数で決めるべきか？【ひろゆき】

けんすうの 物語思考の本の話をすると、
リハックでも話をしたんですけど世の中っていうのは不幸なこととか、
よくないことが起きますと、
で、その時の受け取り方っていうのによって・・・
コップに水が「半分入ってる」と感じるのか「半分も入ってるのか！」と感じることによって、
まず本人の受け止め方が変わりますと。

さらにそれが笑い話にできる人は面白い友達になるんですけど
愚痴として語る奴は嫌なやつと思います。

まあその愚痴 って嫌われるじゃないですか？
その 愚痴をしゃべるようなやつって飲みに行っ た時になんかめんどくせーってなるんですよ。
でも失敗話を笑い話として話すやつと飲みに行った時に「あ、面白いよねこいつ」って取られるんですよ。
でも起きた出来事は一緒なんですよ。

例えばじゃあ情報商材に30万円払って損しました。
でその、なんか「なんたら翼」みたいな人に30万円払って全然役に立たないのが来たんだよねっていう時に・・・

「俺が一生懸命働いたお金を 払って、でもこれ全然金にならなくてお金ないんだよ。本当にマジ辛いんだよ」って話を
飲み会でされたら面白くない。

でも「なんとか翼」って人に30万払って全然役に立たなくて、
なんならコピーを売るけど見る？・・・みたいな。

これ30万だけど実は・・・LINEで送るよ！ みたいな。

送って、で、これ全然30万の価値ないでしょう？ってなった時に「面白い！」ってなるじゃないですか。
でも起きた 出来事は一緒なんですよ。

要はその情報商材にお金を払って損をしたっていう状況を愚痴として伝えるのか、
面白話として伝えるのか？っていうので・・・
（中略）
その起きた出来事を笑ってもらえる形にするかどうか・・・
面白い話にする かどうか・・・っていうので、
要は「失敗」というのは大きな自分の人生という物語の中で面白いエピソードの一つとして取るのか？。
「これマジ辛いわー」って言って ショックを受けるのか？っていうので、
その出来事で受け止め方表現の仕方によってその人のその後の楽しい人生のあり方が変わっていくんですよ。
なので起きた出来事を面白話にするとか・・・
俺のおもしろ 人生の中での１つのエピソードとするかっていう受け止め方と表現の仕方って大事だよ ねっていうのを、
長々と文字に使って書いてるんですけど・・・（笑）
だいたいあの今、僕が言った通りの本です（笑）。

（中略）

具体的エピソードとか、やり方とか、いろいろ細かいことが書いてあるので、
もし興味があればケンスウの本買って読んでもがいいんじゃないかな？と 思いますけど。

なので「受け止め方」と「伝え方」っていうのでその後の人生が楽しくなるとか、だいぶ違うので、
そういう感じで出来事というのはどう評価する か？っていうのが大事なんじゃないかなと思い
ます 。

ゲーム・オブ・スローンズっていう・・・は確か えっと今までで一番多く見られたテレビドラマみたいななんか・・・
そういうギネス的な やつに確か入ってると思うんですけど。
なので、子供はドン引きする可能性ありますけど大人は割と面白いのでゲーム・オブ・スローンズを見てみてください。

あとブレーキング・バッドが好きなのであれば ネットフリックスで続編的なソウルグッドマンが主人公になってるあれ名前 忘れちゃったベター・コール・ソールというのが あるのでもし興味があればそちらも見て
みればいいんじゃないでしょうか

自分の本音がわかるという風に思ってるのが良くないん じゃないかな？と思うんですよね。

多くの人が結構誤解してるんですけど、
自分が何がしたくて、
自分がどういう人間か？
と いうのは自分自身は結構わかってないことが多いです。

では自分自身のことは実は自分のその家族とか・・・
仲の良い友達の方が自分より分かってることって結構あったりするんですよね。

自分 の本音がわからないのは当たり前です。

うまく伝える方法を知りたいのであれば言葉を尽くしてください。

その例えばじゃあ・・・
「ショート ケーキが好きです」っていうのを言ったとして、
本当にショートケーキが好きなのか？っていうと実は違う場合があるんですよ。
生クリームが好きな人はショートケーキが好きっていう表現をしたりするんですよ。

要は 自分自身何が好きでショートケーキ 好きなのかわかってなくて・・・
ショートケーキ大好きで食ってんだけど本当に食いたいのは生クリームなんですよ。

じゃあショート ケーキからイチゴがなくなったとしても別においしいやんって食ってたりするんですよ。

でスポンジとクリームが好きなのか？
イチゴが好きなのか？っていう物事を分解してみると「本当に好きなものはクリームだったんだ！！」とか。

「スポンジにクリームが乗ってる甘いスポンジが好きなんだ」とかっていうの が、
「じゃあこれだったら別にロールケーキで もええやん」みたいなっていう感じでいろいろ分かれてくるんですよ。

で自分自身が何を分解できるかっていうのも実は分かってなかったりするので・・・

なので彼氏に「ショートケーキ好きなんだよね」って言って、
「あ、そうなのショートケーキ好きなんだ、じゃあロールケーキは？あれもスポンジと クリームじゃん」って言われて、
「食べたことない」って「じゃあロールケーキ食いに行こう」ってロールケーキ食いに行ってみて。
「あ、全然 うまい」つったら「じゃあロールケーキでいいじゃんイチゴいらないじゃん」みたいな・・・・

という感じで「こういうのが好きです」っていうのをちゃんと話しして。
で相手と会話を するっていうのをやって・・・
自分自身が好きな物っていうのを客観的に決めてもらうっていうのやった方がいいんじゃないかな？と思いますけど・・・

まず、フランスの場合は「いじめをした加害者を校長先生が強制的に転校させることが可能になる」という法律ができたんですけど
元々「加害者が転校する」という 暗黙の慣習というのがありました。

例えばフランスって2歳から義務教育になったんですけど、
じゃあ2歳から義務教育っていうのがいきなり始まったわけではなくて・・・
義務教育になるから前からもともと2歳ぐらいからタダで幼稚園に行けるという構造があって、
確か7割ぐらいが元々行ってたんですよ、ただで。
で、そこから法律上2歳 から行くっていうのになりました。
なので元々実態としてあるものを法律が後付けになりました。
なのでいじめも要は、いじめをするというのは加害者の問題だよね？

そもそもいじめって何かっていうと暴力行為だったり 恐喝だったりっていう違法行為なんですよ。
で、違法行為をする奴がおかしいでしょ？
大人の社会考えてください。
殴る奴が悪いでしょ？
恐喝する奴が悪いでしょ？
じゃあ違法行為する奴が悪いよね？って、
大人の社会は違法行為をする人を刑務所に入れるよね？
違法行為をする人が問題があるから、その人を社会から刑務所だったり裁判所だったりに送って、
で「あなたはこれやっちゃいけませんよ」ってなるんですよ。

でも日本の場合はなぜか「いじめられた側が転校する」っていう 謎ルールなんですよ。

だからそもそもそれおかしいよね？って話で。

なのでフランスは「そもそも加害行為をする加害者側が問題 だよね？」っていうところから、
最初に取り組んでるので、被害者そのままでいいです。

学校の中でいじめがあった場合は加害者がクラスを変えられます。

例えば4年1組でいじめが ありました、
で4年1組に加害者と被害者がいます。
そしたら加害者が4年2組に変えられます。

要は「加害行為をする奴が悪い」と。
なので「こいつはまず4年1組から 飛ばそう」
で被害者の子はかわいそうだよね？
だから「加害者をいなくしたからこれで大丈夫だよね」で4年1組の被害者がさらにいじめられるんだったらいじめるやつを飛ばします。
というので「いじめるやつが悪いんだからこのクラスの問題はいじめるやつを排除することで解決するよね」と。

でいじめた側というのを4年2組にクラス替えさせてそこでも起こすんだったら、
お前この学校いられないよ。
4年1組も4年2組も入れられないんだからどうする？ 転校する？
でもしくは個人としてなんかクラスには入れないけど校長先生の前にずっと居続けるか？ 転校するか？どっちがいい？って言って、
「じゃあ転校します」って言って転校させ るっていうのが普通に行われていたんですよ。

でこれが法律上、校長先生でも可能になったっていうだけで 至極当たり前の話だと思うんですよ。

でも日本は至極当たり前のことができていないから法律にもならないって話です。

今回のタイトルを正しさは人数で決めるべきか？っていうのにしたんですけど。
割と日本の人って 正しいかどうかを人数で決めがちなんですよね。

なので「駅のエスカレーター は右側で止まる」というのが正しいか間違ってるか？
駅の 基準というのは駅の人がルールを決めます。
なのでその駅長とか駅ごとに駅長が決めるんですけど、で、
そこに「エスカレーターで歩いてはいけません」と書いてある以上右側で立ち止まってる僕の方が正しいのですよ。

でも多くの人は「右側は空けとくべきで左側の列が進むまで待つべきである。」
という風に 間違ったことを思い込んでるんですよ。

で「多数決で決まるべきものだ」という風に間違って理解してるんですよ。

要は間違ってる頭の悪い人が大勢いて・・・
正しい僕がいる。という状況なんですよ。

エスカレーターというのは歩いてはいけ ませんっていうのは駅長が決めています。
で駅のルールというのは駅長が決めます。
なので正しいかどうか駅長が決めるなんですよ。多数決で決めるわけではないんですよ。

（中略）

日本の人ってなぜか「多数決が正しい」という風に思い込みたがるんですよね。
で多分学校とかで多くの人の要 は「みんながやってることを真似する」という方にした方が学校の先生が管理がしやすいので、
なので「みんなと同じことをしましょう」っていうのを割と日本は 教えがちだと思うんですけど。
「正しいかどうか」と「大勢の人がやるかどうか」っていうのはまた別の話なんですよね。
なので分かりやすい例でいくとね。・・・

ドイツで昔にナチス党っていう党があったんですよ。
で、もちろんドイツも民主主義で投票によって政治家が決まって、
で、ナチス党 の政治家がどんどん生まれて。
ナチス党の総統だったアドルフヒトラーという人が、
「よーし、じゃユダヤ人を集めて殺そうぜ」っていうのを言ったんですよ。
で多数決でそれは 通ったんですよ。
で「多数決で物事を決めた」で、じゃあ「ユダヤ人を集めて殺す」
で、これは正しいことですか？ 悪いことですか？
多数決で間違った判断をしたんですよ。

ユダヤ人であれ誰であれ、集めて殺しちゃダメでしょ。

要は多くの人が「町のユダヤ人を集めて殺そうぜ」って言ったとしても、「いや悪いことだよそれは多数決で
決めたとしても悪いことだよ」っていうので 正しいことと多数決って別の話なんですよ。

（中略）

だから、やっぱり品川駅で右側に止まる僕はおかしな人で、歩いて行こうとする人たちが正しいと考える人っていうのは日本人いまだに多いんですよ。

であのジャニーズ事務所の問題も僕これ一緒だと思っていて。

今、「ジャニーズ事務所のタレントを使うのが良くないよね」って空気感になって、
マクドナルドが「使えません」とか保険会社が「使えません」とかモスバーガーが「使う」って言ったけど、「やっぱり使えません」って言い始めたんですけど・・・

これって「ジャニーズのタレントを使うのが良くないよね」という 風な空気になったから、
「じゃあ使わない」って決めてるだけなんですよ。

本来であれば2008年かなんかに文春がジャニーズ事務所に訴えられて結果として
「いやいやジャニーさんあんた若い人に性的な嫌がらせしてるじゃん」っていうので、
ジャニーさん自体が証言して裁判所に認められているんですよ。

なので、その時点で「ジャニーズ事務所のタレント使うのまずいでしょ、ジャニーさん のとこにお金落とすのまずいでしょ」というのはわかってました。

で、その北川さんっていう人が「若い人たちに性行為 をしてる」というのを隠蔽していて、
見過ごしていた役員もまずいでしょ？っていうのは、
あの時点でも言おうと思えば言えたんですよ。

でもそのテレビだっ たりメディアだったり他のクリエイター その他のCMクライアントも含めて・・・
「まあまああれはもう終わったことだからまあいいんじゃないの？」っていう空気を作ったんですよ。
それは「多数が正義を決める」から。

なので裁判の判決を見たら明らかにジャニーさん悪いよね。
なんですけど、でも裁判の判決によって 正義が決まるわけではなく皆さんの空気で決めるよね？っていうのが日本なので。

結局ジャニーさんは性加害をし続けたんですよ。

僕も裁判以降なくなったと思ってたんですよ。

その（笑）フォーリー ブスの北幸司さんとかその性加害がありましたって本書いてる人がいて・・・
で裁判にもなって「性加害はやってました」って言って見てもらえたから、もう終わっただろうというふうに思ってたんですよ。

したらカウアンさんとかが「あれ以降もやってます」みたいなのが出て「マジかよ」っていうので僕は驚いた側なんですよ（笑）

でもどうやらやっぱ ジャニーズ事務所の人はそれわかってたんですよね。

でその性加害をやった人って ジャニーさんだけじゃないんですよ。
あのマネージャーもやってるんですよ。

ジャニーさんの性加害の事件が起きすぎたせいでみんな、小さなニュースとし て流れちゃったんですけど・・・
「ジャニーさんが やってるんだから俺がやってもいいじゃん」って言ってマネージャーで未成年の男の子に手出した人もいるんですよ。
で文春が突撃取材をして「それまずいでしょ」って言われたらちゃんと認めてるんですよ。（中略）

（そんな感じで）「実は組織的にそういう行為（性加害）が進んでいたよね」っていう中で、・・・（中略）
さすがにジャニーズ事務所にお金を落とすのはまずいよねっていうのでCMタレントとして使えないよねって話に なって・・・
でも「ジャニーズ事務所の名前はそのまま継続します」っていうのがすげーなーと思ったんですよね。

ジャニーズの話を、じゃあちょっと1回忘れてください。

1回忘れていただいて・・・

女子小学生、女子中学生が所属してジュニアと呼ばれていろんなトレーニング をする 芸能事務所があります。
で、そこの社長は女子小学生、女子中学生に性的な嫌がらせもするし、たまにレイプもします。
で、それが裁判でも 認められました。
女子小学生、女子中学生に手を出してるってのを裁判で本人も認めました。
で、事務所が調査し た結果確かにそこの社長は女子小学生、女子中学生レイプしてます。 認めました。

で、その社長は死にました。

でその後、姪（めい）が社長になって、で「うちの事務所はレイプ犯の名前をそのまま使い続けます」って言ったらおかしくね？

だってさ レイプされた被害者の人たちはその名前を見続けることでずっとダメージを受ける じゃないですか。

「芸能人になりたい」と思って事務所に入って レイプされて辞めました。
でもテレビを見るたびにそのレイプ犯の名前の事務所のタレントが、かっこいい人かのようにずっと表現されて。

で、なんかその冠番組とかで何々って書かれてるんですよ。

いやおかしいでしょ！！
それPTSDになる でしょ！！
っていう風に普通思うじゃん。

だから「女の子」だったらみんな理解するはずなんですよ。
女子中学生、女子小学生がレイプされる。
で、それが何の問題もなく刑事裁判にもならずに寿命を迎えました。
で、その人の名前を事務所の名前にしてずっと会社が存続します。
おかしいでしょう？

でも被害者が男の子だと「まあまあいいよね」っていうのが今まであのね数ヶ月前までの日本は、
「被害者は男の子だからいいじゃない」の
「レイプされたもん本人望んでたんじゃないの？」みたいな、
「有名になるためだったらレイプされるのも当然じゃない？」みたいなことを言ってたんですよ。

いやいやおかしいでしょ！
いくら 有名になりたい女の子でもレイプされたらダメでしょ！
アウトでしょ！

っていうのはなぜ か通らないっていうのが日本の空気なんですよ。

だから「正義というのは多数決で決める」
っていうのは日本がやってるのはおかしいなと僕は思うんですけど日本てそういう国です 長くなりました。すいません。

※（中略）となっている部分は同じ話を何度も繰り返している部分をカットしています。
実際に動画を見ていただければ、同じ話を繰り返しているのがわかると思います。